解決実績

過失割合が見直され、自賠責より約90万円獲得できた事例

後遺障害認定:なし

受傷部位:首・肩

  • 当方:
  • 相手方:
相談のタイミング
相談理由

事故の概要

相手方車両が信号機が赤色であるにもかかわらず交差点に進入し、交差点手前の右折レーンで右折矢印が青色になったことから反対車線に転回しようとしたご依頼者様車両に衝突したことにより、発生した事故。

  • 増額
  • 対応なし

    依頼前

  • 約90万円

    依頼後

事故の概要

相手方車両が信号機が赤色であるにもかかわらず交差点に進入し、交差点手前の右折レーンで右折矢印が青色になったことから反対車線に転回しようとしたご依頼者様車両に衝突したことにより、発生した事故。

解決に至った経緯

相談から依頼まで

本件事故では、相手方に前方不注意の過失がありましたが、一方で、ご依頼者様にも反対車線から走行してくる車両を確認せずに、停車トラックの後方から反対車線に転回しているという過失がありました。

また、ご依頼者様に大きな過失があるとされており、事故証明書上も加害者扱いとされていました。本件事故によりご依頼者様は負傷していましたが、相手方保険会社から治療費の一括対応がなされなかったため、自費で通院せざるを得ませんでした。

そこでご依頼者様は、必要な治療が受けられるように、また自費で通院した治療費の支払いをしていただけるように相手方保険会社と交渉して欲しいといかり法律事務所にご相談にお越しくださいました。

交渉

受任当初、ご依頼者様と相手方との過失割合は8対2とされ、ご依頼者様の過失割合の方が大きいものとされていました。

受任後、事実確認のため、ドライブレコーダーや23条照会により取得した事故現場交差点の信号機サイクル表などを精査しました。そうしたところ、ご依頼者様が車両を転回した際には、信号機の右折矢印が青色であったことや相手方車両は信号機が赤色であるにもかかわらず交差点に進入したことなどが分かりました

そのため、ご依頼者様の過失割合は、当初考えられていた割合よりも小さいことが分かりましたので、相手方保険会社と過失割合について交渉を続けながら、同時に早期に保険金が支払われるよう、自賠責保険に対して被害者請求を行いました。

解決

相手方保険会社が主張していた当初の過失割合が見直され、相手方との示談成立となりました。治療費等については、自賠責保険から重過失減額されることなく、約90万円の保険金がご依頼者様に支払われました

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依頼者

依頼者の声

長い間、お世話になりました。ありがとうございました。

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弁護士法人
いかり法律事務所

担当弁護士・事務からのコメント

本件事故は、当初事故状況から、依頼者側の過失が大きく、不利な交渉からスタートしましたが、ドライブレコーダーや信号機サイクル表など資料を収集、精査することによって、過失割合が見直され、最終的には自賠責保険から重過失減額されることなく保険金の支払が認められました

事故時には過失割合が大きく、一見交渉が不利なようにみえても、当時の現場の資料を精査することで、過失割合が見直される場合があります。どのように証拠を収集し、交渉を進めるのが効果的なのかは、事案により異なりますので、過失割合が争いになっているため、一括対応がなされずお困りの方は一度弁護士に相談されることをお勧めします。

いかり法律事務所には交通事故に強い弁護士が多数在籍していますので、お気軽にご相談下さい。

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