過失割合が見直され、約１２７万円を受け取ることができた事例

解決に至った経緯

相談から依頼まで

事故発生時、ご依頼者様の自転車が転倒したにもかかわらず、相手方はご依頼者様の怪我の有無の確認などせずに立ち去っていました。さらに、ご依頼者様の怪我も鎖骨骨折と重傷であったことから、感情的な対立が強く、過失割合の交渉は難航していました。
また、ご依頼者様は若く体力もあり怪我の回復が早かったとはいえ、鎖骨骨折と重傷であったことから、後遺障害等級の申請をしたいと思い、いかり法律事務所にご相談にお越しくださいました。

交渉

①過失割合について、相手方は当方の前方注視義務違反などを主張していましたが、弊所にて裁判例等を精査し相手方の主張が失当であると反論しました。

⓶後遺障害等級については、入念な調査や聴取を行い、医療記録の収集や意見書を準備して申請を行いましたが、非該当となりました。ご依頼者様としても後遺障害等級の結果は、十分な調査・聴取等を行ったうえであったことから、その結果を受け入れ、異議申し立てなどは行わないことになりました。

③傷害慰謝料については、裁判基準で計算し相手方保険会社へ提示いたしました。

解決

相手方保険会社と粘り強く交渉した結果、当方と相手方との過失割合は最終的に５：９５となり、ご依頼者様は約１２７万円の損害賠償金を受け取ることができました。