後遺障害
福岡市の交通事故相談に強い弁護士事務所
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後遺障害
春日市 / 50代 / 男性 / 会社員
本件交通事故は、ご依頼者様が原動機付自転車に乗車して通勤していたところ、交差点進入時に反対車線から右折してきた相手方車両と衝突して、加療約7ヵ月を要する恥骨及び仙骨骨折等の傷害を負ったものです。
事前提示なし
依頼前
約300万円
依頼後
相談から依頼まで
本件交通事故においては過失割合について争いがあり、ご依頼者様は、相手方保険会社より治療費の一括対応を受けていませんでした。そのため、ご依頼者様は労災保険を利用して通院を続けていましたが、加療約7ヵ月も要する骨折等の重傷を負い、後遺症も残り就業が満足に出来なくなってしまいました。そこで、相手方に対して休業損害や傷害慰謝料等を請求できないかと考えて、当法律事務所へ相談にいらっしゃいました。
交渉
本件事故ではご依頼者様による交差点進入時の過失について争いがありました。具体的には交差点進入時の対面信号が黄色又は赤色であったと判断され、ご依頼者様の方に6~10割の重過失があったのではないかと考えられていました。
そこで、実況見分調書や事故調査報告書などから事故状況を精査し、ご依頼者様が対面信号が青色であったことを確認の上、交差点に進入したことから重過失は認められないこと等を主張しました。交渉の結果、相手方保険会社との間で、過失割合は当方15、相手85とする内容の合意が成立しました。
また、自賠責保険に対して後遺障害等級の申請を行い、当初の回答は非該当であったものの、本件事故により発生した後遺障害の重篤性、永続性等を証明する医療証拠を収集して異議申し立てを行ったところ、後遺障害等級14級9号が認定されました。
解決
当初の過失割合が大幅に小さくなり、加えて後遺障害等級14級も認定されたため、ご依頼者様は最終的に約300万円の賠償金を受領することができました。
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