慰謝料増額
福岡市の交通事故相談に強い弁護士事務所
福岡市中央区高砂1-24-20 ちくぎん福岡ビル8F
慰謝料増額
福岡市 / 40代 / 男性 / 会社員
ご依頼者様の車両が、信号のない十字交差点を減速して直進していたところ、右方から一時停止せずに直進してきた相手方タクシーと出合い頭に衝突し、その反動で左方で一時停止していた第三者車両とも衝突した事故。頸椎捻挫及び腰部捻挫等の傷害を負いました。
依頼前
約106万円
依頼後
相談から依頼まで
ご依頼者様は、当初、加害者加入の保険会社(以下「相手方保険会社」といいます。)から、本件事故の過失割合は当方2割、相手方8割と言われていました。本件事故は、相手方が、一時停止義務及び徐行義務を怠り、交差点内に進入してきたことによって生じた事故であったため、過失が2割もあると告げられたことにご相談者様は不満を感じていました。過失の有無やその割合を含め、適正な賠償額の示談交渉について相談するため法律事務所を探していたところ、ご相談者様の知人にご紹介により、当事務所へいらっしゃいました。
交渉
当事務所は、ご依頼者様の車両が信号機がなく見通しがきかない十字交差点を減速して直進していたところ、相手方車両が右方から一時停止義務などを怠り進入してきたため、相手方に重大な義務違反があると考え、過失割合は当方1割、相手方9割とするのが相当と主張しました。当方の主張に対して、相手方保険会社より、ご依頼者様の車両が交差点に差し掛かる際に減速した明確な根拠が示されておらず、当方の主張は認められないとの回答があり、交差点進入前に減速を行ったか否かが争われました。
そこで、ご依頼者様のドライブレコーダーの映像を精査し、ご依頼者様の車両が交差点進入前に相手方車両の存在を認め、頭出しを予見して減速したことなどを主張しました。その他、傷害慰謝料の増額交渉を有利に進めるために、定期的な治療状況の確認の際に、通院頻度や通院期間、治療関連費などについて適宜助言をさせて頂きました。症状固定後には、傷害慰謝料の金額が高額となる裁判基準で算定し、相手方保険会社へ賠償請求を行いました。
解決
交渉の結果、過失割合は当方1割、相手方9割と認められ、物損事故も合わせて損害賠償額約106万円で示談が成立しました。
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