• 相談から依頼まで

  ご依頼者様は、治療が終了した後、加害者加入の保険会社からの示談金の提示（事前提示といいます）に納得できずにいたところ、いかり法律事務所のＨＰをみてご相談に来られ、ご依頼頂くことになりました。

• 交渉

  まず始めに、ご依頼者様は給与所得者であることから、実際に休職した日数分で休業損害額を算出しました。しかし、これだと見込増額が低いことから、通院実日数で休業損害額を計算し交渉を行いました。また、傷害慰謝料の算定基準には、自賠責基準と任意保険会社基準、裁判基準（弁護士基準ともいい、裁判における相場となる基準のこと）の３つの基準があるのですが、加害者加入の保険会社が提示した傷害慰謝料は、もっとも低額となる自賠責基準で算定されていたので、もっとも高額となる裁判基準で再計算しました。休業損害及び傷害慰謝料の再計算後、あらためて加害者加入の保険会社へ請求しました。

• 解決

  交渉の結果、事前の概算よりも上乗せした、通院実日数での休業損害額が認められました。また、傷害慰謝料については、裁判所基準で算定し、相手方保険会社の事前提示額から約２５万円増額した金額にて示談できました。さらに、本件は、１か月とかからず示談が成立したことから、ご依頼者様にもご満足いただける結果となりました。

01141