• 相談から依頼まで

  ご依頼者様は、帰省先の県外で交通事故に遭い、治療は福岡県内の病院で行っていましたが、事故から３か月後に加害者加入の保険会社より一括対応（治療費や通院交通費などを保険会社が負担すること）の打ち切りを通知されました。ご依頼者は、専業主婦として日頃家事や育児を行っていましたが、頚部に痛みが強く残り、家事や育児に支障が生じていたことから、一括対応による治療の継続を希望されていました。そこで、一括対応による治療の延長と家事従事者としての休業損害の請求にかかる交渉を相談するため、当事務所にいらっしゃいました。

• 交渉

  車両損害（物損）についても示談は未決であったため、各資料から物損の損害額を算定し示談交渉をすすめるとともに、ご依頼者の希望されていた一括対応による治療継続について交渉も行うことにしました。交渉に際しては、通院先へ医療照会をおこない、主治医の意見書や医療記録をとりつけ、治療継続の必要性があることを明らかにした上、治療継続の必要性を訴えました。
  また、休業損害については、事故時の賃金センサスをもとに損害額を算定し、相手保険会社提示の金額よりも増額するよう請求いたしました。

• 解決

  交渉の結果、治療期間の延長と休業損害の増額ができ、物件事故の損害と合わせて約１４５万円で示談成立しました。

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