治療期間の延長と損害賠償額

解決に至った経緯

相談から依頼まで

交差点前で前方の自転車が通過するのを待って、左折しようと停車していたところ、後方から走行して来た相手方車両（トラック）に追突された事故。

ご依頼者様は、仕事の都合上、思うように加療に専念できずにいらっしゃいました。

また、相手方保険会社とのやり取りや示談交渉などに不安を感じ、通院されていた整骨院のご紹介でいかり法律事務所へお越しくださいました。

交渉

ご依頼者様がお仕事をしながらでも、治療費のご負担なく、安心して治療に専念して頂くために、症状固定（治癒又は治療の効果がこれ以上期待できない状態になることをいいます。）となるまで相手方保険会社へ治療費の一括対応をしてもらえるよう交渉を行いました。

また、定期的な治療状況の確認の際に、通院頻度や通院期間、治療関連費などについて適宜助言をさせて頂きました。

なお、ご依頼者様は、勤務時間外に通院されていたことから、休業損害はありませんでしたが、症状固定後、傷害慰謝料の金額が高額となる裁判基準で損害額を算定し、相手方保険会社へ賠償請求を行いました。

解決

治療期間については、相手方保険会社との交渉結果、事故から治療終了（症状固定）までの約４カ月半について一括対応していただくことができ、症状固定まで治療に専念することができました。

また、傷害慰謝料については、裁判基準で算定した当方請求額の約９０%の金額が認められました。

過失割合は当方：相手方＝０：１０となり、損害賠償額約６５万円を受領することで示談が成立しました。