解決実績

過失割合を修正し最終的に約105万円で示談成立

後遺障害認定:なし

受傷部位:首・肩腰・背中(体幹)腕・手・指(上肢)膝・下腿骨(下肢)

  • 当方:
  • 相手方:
相談のタイミング
相談理由

事故の概要

信号のない十字交差点を減速して直進していたところ、右方から一時停止せずに直進してきた相手方車両と出合い頭に衝突し、その反動で左方で一時停止していた第三者車両とも衝突した事故。

  • 増額
  • 事前提示なし

    依頼前

  • 約105万円

    依頼後

事故の概要

信号のない十字交差点を減速して直進していたところ、右方から一時停止せずに直進してきた相手方車両と出合い頭に衝突し、その反動で左方で一時停止していた第三者車両とも衝突した事故。

解決に至った経緯

相談から依頼まで

ご依頼者様は、当初、相手方保険会社から、過失割合は当方:相手方=2:8と言われていました。

本件事故は、相手方が、一時停止義務及び徐行義務を怠り、交差点内に進入してきたことによって生じた事故であったにも関わらず、自身に過失が2割もあると告げられたことにご相談者様は不満を感じていらっしゃいました。

過失の有無やその割合を含め、適正な賠償額の示談交渉について相談したいと法律事務所を探していたところ、お知り合いの方にご紹介され、いかり法律事務所へお越しいただきました。

交渉

ご依頼者様の車両が信号機がなく見通しがきかない十字交差点を減速して直進していたところ、相手方車両が右方から一時停止義務などを怠り進入してきたことから、相手方に重大な義務違反があると考え過失割合は当方:相手方=1:9とするのが相当と主張しました。当方の主張に対して、相手方保険会社は、ご依頼者様の車両が交差点に差し掛かる際に減速した明確な根拠が無く、当方の主張は認められないとの回答があり、ご依頼者様が交差点進入前に減速を行ったか否かが争われました

そこで、ご依頼者様のドライブレコーダーの映像を精査したところ、交差点進入前に相手方車両の存在を認め、頭出しを予見して減速していたことがわかりましたので、その旨相手方保険会社へ説明し交渉を行いました。

その他ご依頼者様には、傷害慰謝料の増額交渉を有利に進めるために、定期的な治療状況の確認の際に、通院頻度や通院期間、治療関連費などについて適宜助言をさせて頂きました。

解決

交渉の結果、当方の主張が認められ過失割合は当方:相手方=1:9となり、物損も合わせて損害賠償額約105万円で示談が成立しました。

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依頼者

依頼者の声

ありがとうございました。

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弁護士法人
いかり法律事務所

担当弁護士・事務からのコメント

本件事故は、信号のない交差点で相手方が一時停止義務や徐行義務を怠ったことにより発生した事故でしたが、ご依頼者様の減速の有無により過失割合が変わることになっていたため、ドライブレコーダーの映像記録をもとに、減速があったことを証明し、ご依頼者様の過失を1割に抑えることができました。

ドライブレコーダーは、本件のように、事故状況の解析などにも利用されています。また、事故状況を詳細に記録、解析できる有益な手段であるため、裁判においても過失の有無やその割合が争点になった際に、重要な証拠として利用されています。

ドライブレコーダーがなければ、自身に有利な過失割合を証明できないという訳ではありませんが、事故現場付近の防犯カメラ映像や目撃者など自身に有利な証拠(物証・人証)が見つからない場合には、これまで積み上げられた判例や裁判例その他法律上の知識などを使って相手方(保険会社)と交渉していくことが必要となります。ですが、一般の方で、判例や裁判例、法律上の知識について詳しく、明るい方は必ずしも多くありません。

弁護士法人いかり法律事務所には、過失の有無・割合について争われた案件について多数の相談・解決実績があります。交通事故に遭われて過失割合や示談金額などについて少しでも気になることがありましたら、ぜひ当法律事務所までご相談ください。

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